田舎育ちの私は、子供の頃から植物が好きだった。私が産まれる前に小さな旅館の女将をしていた祖母は、私がもっとも影響を受けたというべき人だと思う。
祖母の家には、豪華な花はなかった。だけど季節を感じる野の花が上手に活けてあった。食事の際にも、ちょっと南天の葉をお皿に添えてみたり。私が興味を示すと嬉しそうに、名前を教えてくれたものです。
長い休みには、祖母の家に預けられていたので、私も祖母と散歩にでて、そこらへんの草のような花を採っては活けていた。それを祖母が褒めてくれて、すごく嬉しかったのを今も覚えている。
花の仕事をしたいと思ったのは、きっとその時の気持ちからだろうと思う。
花を飾らなくても、困りはしない。
花をたくさん飾るから豊かなわけではない。誰かの為に花を飾る。それは家族の為、もてなしたい相手の為、いろいろな為がありますが、そんな気持ちを持てることが豊かだなと私は思います。
因みに私は、仕事に追われたり、気持ちに迷いが生まれた時は、植物を飾ります。生きている植物は、実に強く、でもしなやかで繊細で美しい。それに向き合う時間を取ることが私に戻る方法である。つまり私の場合は自分の為に飾るということもあったりする。
一本の花でもいい、子供と摘んだ草でもいい、忙しい時は鉢植えを飾るのもいいし、食事に季節の植物を添えるのもいい。そんな気持ちの余裕を持てることが豊かだなと思う。そんな誰かの為な時間をぜひ作ってみてはいかがですか?



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by on_the_leaf | 2017-09-24 15:58 | 植物のこと

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あなたの家に植物はありますか?
植物には、人間を癒す効果があることは、科学的にも証明されている常識のようなことである。科学的に言うと、フィトンチッドという成分が自律神経を整えて、リラックスさせるとか、フィトケミカルがカビやバクテリアを抑制するとか、マイナスイオンが発生するとか…実に様々な効果がある。
もちろん、それらは研究された紛れも無い事実なんですが、子供の頃から植物が大好きで、今現在植物を扱う仕事をしている私がなんだか心にすっと入ってきたことがある。それは、
「三次元の世界には、石の時間、植物の時間、人の時間という3種類の時間の流れが存在する」ってこと。
石の時間というのは、実に何万年というような長い時間の単位です。
植物の時間というのは、一年草なんてものもありますが、大きな樹木になれば何百年、何千年という単位です。
それに比べて人の寿命というのは、わずか100年足らずです。
そう考えると、実に人という生き物はせかせかと時間を過ごしているのでしょう。
人が宝石やパワーストーンみたいなものを身につけたくなったり、植物を見て癒されたり、その成長に喜びを感じるのは、そのゆったりと流れる時間への憧れがそうしているのかもしれない。知らず知らずに心の時間にゆとりを持とうしているのかもしれない。
こんななんの根拠もない話ですが、そうなのかもしれないな〜なんて、妙に納得してしまった私。なんか難しい理屈をこねるよりこんな説の方が心に響くような気がしています。そんなことを考えながら、あなたの暮らしにゆったりとした植物の時間を取り入れてみませんか?




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by on_the_leaf | 2017-08-23 15:57 | 植物のこと